平壌の軍事パレードで中国製の弾道ミサイル発射台が? 中国が二枚舌を使ってまで北朝鮮をひそかに支援する理由 もし事実だとすれば、由々しき事態だ。報道によると、北朝鮮が4月15日に平壌で行った軍事パレードで披露した兵器の中に、中国製の弾道ミサイル発射台車両が含まれていたという。 報道が正しければ、中国は国連安保理決議に対する大胆な違反行為を行っていることになり、北東アジアの核拡散防止を目指す取り組みにおける中国の信頼性が大きく損なわれる。一方アメリカ政府は、北朝鮮に対する影響力は限られている、と言い続けてきた中国の主張を突き崩すチャンスを手にする。 専門家によると、問題の弾道ミサイル発射台は中国人民解放軍が10〜11年に製造したものと酷似しているという。この発射台で発射可能なICBM(大陸間弾道ミサイル)の射程は6000キロ。つまり、アメリカのアラスカ州が射程圏内に入る。 平壌の軍事パレードに