6月13日、セブン&アイ・ホールディングスが、電子マネー「nanaco」の発行件数が300万枚を超えたと発表した(6月14日の記事参照)。サービス開始からわずか52日で、全国展開が5月28日からだったことを考えると、nanacoの普及スピードは驚くべき速さだ。このままいけば「初年度1000万枚」の発行目標達成は言うに及ばず、FeliCa決済普及の牽引役にもなりそうだ。 筆者もおサイフケータイでnanacoを使用しているが、サービス開始から2カ月足らずで利用率が急上昇。“ほぼ毎日使う”FeliCa決済方式の1つになっている。 ちなみに筆者の生活圏はFeliCa決済を利用するには恵まれていて、自宅からほぼ等距離にセブン-イレブン(nanaco)とサンクス(Edy)があり、駅までの途上にドラッグストアのマツモトキヨシ(Edy)、総合スーパーマーケットのサティ(WAON/iD/Suica)、レンタ