横浜市が市のホームページ(HP)をリニューアルしようとして、システム開発請負事業者とトラブルになっていることが13日、分かった。システム構築中に技術的問題が発生。原因が分からず作業はストップしたままで、現在は契約解除に向け協議中としている。 市民局によると、HPは44の区局統括本部ごとにサイトを管理・運営しているため内容が重複。さらに約14万あるウェブページのうち約10万ページにリンクが張られていないほか、スマートフォンに対応しておらず、障害者や高齢者が使いやすいよう国が定めた基準も満たしていないため、リニューアルを決めた。 2014、15年度の2年間で事業費約2億1千万円を計上。都内のシステム開発請負業者と契約したが、昨年12月に業者から「リンク先のページを開くのに6秒かかる」と報告があり原因は分からないままという。 経費の追加や設計の変更を求める業者側に対し、市側は業者の設計ミス