分かりやく本を書くことって大切だということと、そして、 出版記念講演会として必要な要素をちゃんと押さえ 講演家として上手い人だなあと思いました。 講演全体の内容についても、生き方についての考え方についても バランス感覚が素晴らしいです。 そしてかつ熱いものを持っている人です。志がなければ、本書の ような危険な本を書く必要はないからです。 冒頭でまず、「本に書けなかった話をするので、どうか皆さん、 この会でのことは、口外しないでください」と始まります。 これで、聞いている人の心をぐっと掴んでしまうんですね。 書けなさそうな個人的な話や政治的な話は、少し抜いて 大丈夫そうな話のエッセンスの部分だけご報告させてもらいます。 それでも充分価値がある報告ができる気がしています。 本書の薦めとして下記のように説明していました。 ・類書は、マクロエコノミストや経済学者が書いている。 →ビジネスでやって直