きょうの健康糖尿病 治療の秘けつ「糖尿病 2つの原因」初回放送日:2016年5月30日 糖尿病は血液中のブドウ糖の濃度が高くなる病気。血糖値を下げるすい臓からのインスリンの分泌低下、または肥満によりインスリンが効きにくくなることが原因。インスリンの分泌低下は遺伝的体質や加齢によるため、肥満がなくても糖尿病になることがある。糖尿病はまず食事や運動などの生活習慣の改善で治療する。肥満がある場合は改善しやすい。一方、肥満がない場合も食事と運動の生活習慣の改善は必要。
インスリンは食後に上昇する血糖値を正常範囲まで下げることができる唯一のホルモンです。インスリン抵抗性とは、血糖値を正常範囲に戻すために過剰なインスリンを必要とする状態、すなわちインスリンが効きにくくなった状態を意味します。この状態が持続すると、血糖値だけではなく血圧や血中脂質のコントロールにも異常が生じ、その結果、糖尿病や高血圧、脂質異常症、それらが重なったメタボリックシンドロームなど、様々な生活習慣病の発症が促されます。 インスリン抵抗性を引き起こす主たる原因は、内臓脂肪型肥満です。内臓脂肪が過剰に蓄積すると、脂肪から放出されるアディポカインという物質の種類や量が変化してインスリンの働きを妨げるため、インスリン抵抗性に陥ると考えられています。 糖尿病やメタボリックシンドロームなどの生活習慣病の予防において、インスリン抵抗性やその背景となる肥満の是正が重要であり、これには食生活や運動などの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く