チュニジアのチュニスで、イスラム教の断食月ラマダン中に公共の場で飲食などをする権利を求めて抗議を行う人たち(2017年6月11日撮影)。(c)AFP/Sofienne HAMDAOUI 【6月12日 AFP】「ラマダン(Ramadan)中に飲み食いできる権利を」──。チュニジアの首都チュニス(Tunis)で11日、日中の飲食を一切断つイスラム教の断食月ラマダンの期間中に公共の場所で飲食する権利を求めて、数十人がデモを行った。チュニジアでは2011年の革命以降、断食しない権利を求める声が上がるようになったが、今回のようなデモが実施されたのは初めて。 チュニジアではラマダン期間中に公の場で飲食を禁止する法律はないものの、その権利をめぐる問題がこのところ毎年持ち上がっている。 チュニジアの憲法は国民の「信教および良心の自由」を保障する半面、国を「宗教の守護者」と規定している。 ラデモ参加者たちは
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