印刷 東海テレビ(名古屋市)は、4日の情報番組「ぴーかんテレビ」内で岩手県産米のプレゼント当選者を「セシウムさん」などと誤って放送した問題で、5日朝の同番組を休止し、約2分半のおわびを流した。 冒頭、アナウンサーが「誤って放送されたテロップは、実際に当選者が決まる前に担当者がふざけ心で作成した仮のテロップでした」と説明、「担当者の不見識、そして番組プロデューサー、ディレクターのチェックのあり方など、管理態勢に甘さがあったことを深く反省しています」とおわびした。その後、アニメの放映に切り替えた。 同局によると、来週から番組を再開するかは未定で、5日午前までに600件近い抗議の電話があったという。テロップを作った担当者は社員でなく外部スタッフで、関係者の処分については「もちろん検討していくが、現時点ではまだ何も決まってはいない。まずは風評被害を防ぐことに力を注ぐ」(同局総務部)としている