●建築基準法の壁量計算 1,建物の規模に応じて、耐力壁が必要です。 横からかかる、地震時に発生する水平力(地震力) 及び 台風時に発生する水平力(風圧力)に建物が耐えられるように、建物の床面積(地震力) 及び 外壁の見付面積の大きさ(風圧力)に応じて耐力壁が必要です。 地震力と風圧力の、それぞれに必要な壁量の多い方(安全側)の壁量が必要です。 a)地震力に必要な壁量 地震力による壁係数(cm/㎡)は、建物の階数・建物の重さによって定められています。各階の床面積に壁係数を乗じて得た長さだけ、建物のX方向・Y方向のそれぞれの方向に壁が必要です。