2006年05月23日23:24 カテゴリ共産党・赤旗 サヨク歌人の痛いコラム 本日の「しんぶん赤旗」より、文化欄の「歌壇」というコラムをご紹介。 「改憲への歌人の危機感」 歌人・奈良達雄 憲法をめぐる論議がかつてなく高まっているいま、歌壇総合誌には憲法記念日の特集はおろか、憲法問題に関わる企画はまったく見られなかった。 そんななかで、5月3日を前に発行された「短歌新聞」掲載の、杜澤光一郎(コスモス)「どろどろ」の一連が特に目を引いた。 軍事力のみでは制圧できぬものイラクの「戦後」を見ればよくわかる 自衛隊をはやく戻せよ「撤退」を「転進」と呼びし日のまた来ざる間に 憲法九条変へて海外に派兵せんと「前文」までもいぢくりまはす 妖怪変化の出をばうながす大太鼓まもなくどろどろ鳴るにあらずや 表題は最後の一首によるもの。国際的には大義のないイラク戦争を強行したブッシュ、ブレア両政権への批判の高まり