新潟日報 7月27日付朝刊 「窓」(ネット上のソースなし) 「北」挑発に乗らず対話を 星野隆士 60 自営業(新潟市) 「北先制攻撃論は危険大」(本欄十四日付)、「対『北』へ監視、迎撃充実を」(同二十四日付)にもそれぞれそれなりの理論がある。しかし、「北」の挑発行為を真に受けて、いずれの行為に出た場合でも、日本は戦争状態に陥ることになることだけは確かである。 北朝鮮はどれだけ日本を憎く、恨み骨髄であるのか測りかねるが、彼らとてわれわれ日本人、日本政府が思うほど単細胞ではなく、むしろ一枚も二枚も上手で、世界情勢に精通していることも確かだ。悪の枢軸と言われようと、何と非難されようと抜群の行動力を各国に示し、その存在を誇示しているのも確かだ。日本に向けて、しかも米国の特別な記念の日に照準を合わせ、どの程度の反応を示すかを確認しようという、一種ゆとりを持った挑戦行動ともいえる。 彼らの思惑通り、結