いずれにせよ、この『江沢民文選』をめぐる動きが政局の焦点に発展しそうな空気です。 ……などと当ブログで以前書きましたけど、この「『江沢民文選』に学べ」運動、予想以上のスピードと規模で展開されつつあります。 『江沢民文選』が発売された翌日には全国各地で自発的な「学べ」運動が起こっているという記事が出て、それから一週間を経ずにしてついに党中央が「学べ」指示を発令。これによって「『江沢民文選』に学べ」運動は中共公認の活動となりました。 そこからあっという間に事態が展開していきます。まずは党中央が率先して「学べ」の報告会なるイベントを開催。党中央政治局常務委員会という中共の最高意思決定機関のメンバー全員を揃えて胡錦涛が「学べ」演説を行っただけですけど、この顔ぶれ+最高指導者(胡錦涛)の演説というのは、イベントとしては最高レベルの格式といっていいでしょう。 ―――― この『江沢民文選』の持ち上げ方は