マスコミや「識者」に「富田メモ」についての馬鹿げた言葉が多すぎてホトホト辟易する。 もちろん朝日が立花隆や小沢一郎に遅れをとるはずもない。 asahi.com:靖国とA級戦犯 天皇の「心」をどう読むか 「メモ」が公表された後、反靖国論者から一斉に吹き上がった「総理は大御心に従え」論である。 カーティス教授や立花隆の言っていることと内容に違いはない。 昨年5月、北京の清華大学で学生たちに話をしたときのこと、ある学生が激しい口調で私に質問した。 「小泉首相は靖国神社に参拝していますが、かつて中国人を虫けらのように扱い、ひどい目に遭わせた軍国主義の指導者たちに手を合わせ、感謝の祈りでもささげているのか」 これにはさすがに唖然(あぜん)とした。「いくら何でもそうではない」と説明したが、彼に納得の様子はない。そこで思わずこう付け加えた。 「首相はともかく、A級戦犯が合祀(ごうし)されて以来、天皇陛下