旧聞にぞくすることで恐縮ですが、7月16日に「ある女性祭神のこと」を書きました。靖国に祀(まつ)られている、西沢都弥(にしざわ・つや)という、日赤救援看護婦の話でした。きょうも、日赤救援看護婦のことをふれてみたいと思いますが、その前に、あの拙文に対して、いくつかのコメントをいただきましたことに感謝し、そのなかから2つ、あらためてここで紹介したいと思います。 「この記事を何度も読み返しました。西沢都弥さんという、立派な女性がいたこと、今日家族に話をします。KKU会メンバーにも紹介しました。静かになった境内、セミの声でも楽しみに、お濠まで足を伸ばします」(7月17日、uussmm) 「16日の夜、みたま祭に行きました。この数年間、恒例となつてゐます。あの雰囲気が好きで、靖国へ行くと涙腺が脆くなります、戦争を経験してゐないのに。明治以来の英霊に、今の日本を見せられぬといふ、恥づかしい気持ちで