黄禹錫(ファン・ウソク)前ソウル大学教授研究チームの患者オーダーメード型ES細胞は最初からなかったことに加え、金ソンジョン研究員が一人で受精卵ES細胞を「交ぜて植え」、患者オーダーメード型ES細胞があるかのように操作していたことが明らかになった。 また、黄前教授は04、05年、米国のサイエンス誌に載せた論文をねつ造するように積極的に指示しており、黄前教授チームは政府の支援金と民間後援金などを利用し、研究用の卵子を不法で買い入れた事実が検察の調査で確認された。 ソウル中央地検・特別捜査チーム(チーム長=洪満杓)は12日、黄前教授を特定経済犯罪加重処罰法上の詐欺と横領、生命倫理法違反などの疑いで在宅起訴し、ES細胞論文ねつ造事件についての最終の捜査結果を発表した。 検察は「黄前教授の論文ねつ造行為そのものについては外国にあるサイエンス誌が被害者で、論文ねつ造を処罰した前例がなく、業務妨害の罪で