20日公開の映画「劇場版ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!」に合わせ、原作者、水木しげるさんの出身地、鳥取県の観光キャンペーンとして、鬼太郎そっくりさんが18日、東京・大手町の産経新聞社を訪れ、「鬼太郎ファンには鳥取は一番のお薦め」とアピールした。 鬼太郎に扮(ふん)するのは、鳥取県境港市の「妖怪そっくりコンテスト」で優勝した東京都江戸川区の専門学校生、馬場裕加さん(19)。頭に目玉おやじを乗せ、ゲタや衣装も自前でそろえる徹底した鬼太郎マニアで、「普段からこの格好。子供のころから鬼太郎になるのが夢でした」と話している。 境港市は水木しげる記念館や130体の妖怪ブロンズ像が並ぶ水木しげるロードがあり、妖怪をテーマに地域おこしに取り組んでいる。鳥取県では「市に近い皆生温泉など県内は温泉も多く、松葉ガニもいまが旬。冬場の観光客誘致を図りたい」と、鬼太郎効果を期待している。