複合未来産業エヴァンス電子研究所の研究チームは、リリアン・レイノルズ博士をチーフとする画期的な実験を行っていた。 人間の記憶・知覚を他人に伝達するヘルメット型マシンをマイケル・ブレイスが被り、研究助手のゴーディと実験を続けている。「ブレインストーム」と名付けられた知覚伝達の研究は完成に近づきつつあった。最初はぼやけていた映像が鮮明になり、装置で接続された2人の間に神経伝達が行われた。「ブレインストーム」は直接の知覚伝達だけではなく、記録ができるようになる。 研究の完成を聞いた会社のオーナー、アレックス・ターソンは重役会を招集してマシーンを披露する。人間の脳から直接、攻撃を指令できる技術に軍部が介入して来る。リリアンは研究の軍事転用に強く反対する。 一方、研究員のハルがセックス・シーンをエンドレスにしたブレインストームのテープをかけ、心臓麻痺をおこしかける事件がおき、ブレインストーム・テープ