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家族とメンタルヘルスに関するsawarabi0130のブックマーク (3)

  • 自己肯定感の話 ①

    もうずいぶん昔のことです。 当時、すでに八十歳を超えていた母方の祖母とふたりきりで、ロンドンを旅したことがあります。 何故そんなことになったかというと、ある年のお正月、皆で祖母宅に集まったとき、私がイギリスで過ごした日々の思い出話を親戚たちに求められたのです。 それで問われるままにあれこれ語っていたら、祖母が「一生に一度でいいからイギリスに行きたい。お姫様のような旅がしたい」と言い始め、それを聞いた伯父たちが、それなら資金を出すから私が連れていってはどうか、と言い出したのだったと思います。 高齢者というのはたいてい何かしら気難しいところがあるものですが、祖母も典型的な「プライドが高すぎるめんどくさい年寄り」であり、既にまあまあ認知症も進んでおり、扱いの大変さを知っている母や叔母は強く反対しました。 祖母が海外で体調を崩したりしたら大変、というのが反対の理由でしたが、今思えばむしろ、ひとりで

    自己肯定感の話 ①
  • 妻が統合失調症になった

    昨年11月に統合失調症になった。 当時は統合失調症って若い人がなる病気だと思っていて、発症時は36歳だったので正直ショックが大きかった。 発端は昨年7月。「フェィスブックがハッキングされてる!」と大騒ぎしていたので、ログイン履歴を確認して、誰にもハッキングされてないことを説明していたが、どうも納得してくれていなかった。 そのやりとりが週に1回あり、次第に頻度が増えていた。後半はめんどくさくなって「心配しすぎ!されてないよ!」とだけ答えていた。 その時点で統合失調症の初期症状を疑うべきだったと今でも後悔している。 ハッキングの被害妄想だけではなく、ものすごく色々なことに敏感になっていた。自分のべるもの、着るもの何から何まで清潔じゃないと気が済まなくなったし、夜中にアパートの上の階の軽い物音がしたたけでイライラしていた。この時点ではコロナの影響によるストレスだと思っていたので、あまり心

    妻が統合失調症になった
  • 福祉職をしているが、この手の相談はそのまま長期化して数十年後に発覚す..

    福祉職をしているが、この手の相談はそのまま長期化して数十年後に発覚するパターンが多い。 人のためにも、家族のためにも、早めに医療機関に繋ぐことが何より大切になる。 とはいえ、病気という意識のない人に受診は促せないと思われるので、何かしらの外部からのきっかけが必要になる。 精神科への入院には大きく措置入院、医療保護入院、任意入院と3種類が存在し、任意入院以外は人の同意は不要。 ただし、医療保護入院は病院までは人が自主的に出向く必要があるので、そこはうまい理由付けをしないといけない。 (病院で医師も交えて今後の相談に乗ってもらおう、病院でゆっくり寝を得て休息しよう…等) 措置入院であれば人の同意なしに自宅から病院まで強制的に連行することができるが、そのハードルは極めて高い。 少なくとも、他害行為が生じて警察沙汰になった段階でないと運用がなされないことがほとんどである。 もし自宅内で

    福祉職をしているが、この手の相談はそのまま長期化して数十年後に発覚す..
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