米Appleと米Googleは9月1日(現地時間)、5月に提供を開始した新型コロナウイルス感染症の曝露通知システム(Exposure Notification System、以下「ENS」)を発展させた新たなフレームワーク「Exposure Notifications Express」(以下「Express」)を発表した。 ENSとは異なり、公衆衛生当局はアプリを開発・維持する必要がなくなる。当局はAppleとGoogleに、アプリの名称、ロゴ、通知の基準、通知の際にユーザーに提示する情報を提供するだけで、後は両社が当局に代わってサービスを提供する(後述するように、iOSとAndroidで提供方法は異なる)。 プライバシーとセキュリティはENSと同レベルで、AppleとGoogleがデータを流用したりすることはない。 日本の「COCOA」アプリなど、既にENSを採用した独自アプリを公開して