これまでスラビア・プラハでプレーしていた元チェコ代表MFブラディミール・スミチェルが9日、現役引退を発表した。 現在36歳のスミチェルは、「かつてのレベルを維持することが困難になった。全盛期のようなプレーはもうできないだろう。僕の頭や心はまだ現役続行を望んでいるが、体はもう悲鳴をあげている」と、引退を決意した経緯を述べるとともに、ひざのけがにより試合で100パーセントの力を発揮できなくなった現状を明かした。 1992年スラビア・プラハでキャリアをスタートさせたスミチェルは、その後フランスのランスを経て、1999年にはリバプールに移籍。2004−05シーズンでは、リバプールのチャンピオンズリーグ(CL)優勝に大きく貢献した。2007年からは古巣であるスラビア・プラハに復帰していた。 「この2年半にわたり僕を支えてくれたスラビア・プラハのサポーターには心から感謝の意を述べたい。度々けがに