嬉しくもない自宅軟禁状態がしばらく続いた所為で 食事を専ら作ることに慣れてしまって2年が経とうとしている。 宅配に頼ることはなく、食材を買っては作り、悩んだときはYoutubeに頼って そのとき作りたいものを思いのままつくることにしている。 キッチンに立っている間は、何も考えなくて済むし、気分転換にもなる。 完成までのプロセスを楽しめるのは、元プログラマーだからか 出来上がってしまう前の作業に重きを置き、食べることは作業と化して 何だか良くわからない、「おうちじかん」を自分なりに過ごしている。 ふと、思い出したことがある。 不味かったペペロンチーノのことだ。 誰かが言ってた、「不味かった思い出は強烈に残り、その後は語り草となる」と。 全く同感であり、今回の主題は「不味かった思い出」だ。 とはいうものの、いつ頃だったかはっきりと覚えていない。 親父がある日、突然言い出した。 「上手いパスタを
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