レディメイド(英語: Ready-made)とは、既製品のこと。反対語はオーダーメイド。 服飾用語として[編集] 衣料事業者が商品化し大量生産した衣料品である既製服のこと。あらかじめ特定のサイズの服を用意して販売される。詳しくは「既製服」の項参照。フランス語では「プレタポルテ(prêt-à-porter)」と言う。但し日本語での意味では、プレタポルテは高級既製服を指す場合が多い。注文服はオートクチュールと呼ぶ。 美術用語として[編集] マルセル・デュシャンは、自らの大量生産された既製品を用いた一連のオブジェ作品を「レディメイド」と名付けた[注釈 1]。 概要[編集] 『泉』 アルフレッド・スティーグリッツによって撮影された写真の一枚である。 芸術上の概念としてのレディメイドは1915年、マルセル・デュシャンによって生み出された[注釈 2]。当初の目的とは違った使われ方をされた既製品、つまり