ロンドンから西へ特急で約一時間半、ちょうどウェールズとイングランドの境辺りに位置する人口40万人の都市ブリストル。特に大きな観光名所があるわけではありませんがイギリスの音楽シーンを語るにあたっては外すことの出来ない重要な街です。 ブリストルの音楽といえばポーティスヘッドやマッシブアタックに代表される「ブリストル・サウンド」というイメージが強いですが、スコットランドのグラスゴーに匹敵するネオアコ、ギターポップ都市だというこ とも忘れてはいけません。 80年台後半から90年代にかけては、Subway Organization, Sarah Recordというギターポップ界を代表する 二つのインディレーベルがブリストルを拠点に活動していました。 特にSarah Recordsはジャケットやレーベルに地元ブリストルの風景を使ったり、コンピレーションのタイトルにブリストルの名所(?)の名前をつけ