認知症に対する世界的な会合開催される スイスのジュネーブで3月16日・17日、世界保健機構の主催で「認知症に対する世界的アクションに関する第1回WHO大臣級会合」が開催された。 80にも及ぶ加盟国のほか、団体や学会、NGOが参加し、合計で約400人集まったという。 日本の取り組みも紹介 日本からは、原勝則厚生労働審議官が出席し、日本における取り組みの紹介を行った。 日本では現在462万人の認知症患者がおり、2025年には約700万人に到達すると予想されていることや、認知症の人を支えるだけではなく、認知症状を持ちながらも、よりよい生活が行えるように見守っていくことが大事だと考えているという事実をまず、説明した。 そして、日本では認知症サポーターの養成プログラムを実施しており、すでに講座を修了した人は580万人にのぼるということを紹介。 また、ICTやロボットを活用した、ケアやリスク軽減の方面