第4章 機器類の使い方(冊子体テキストより詳しい) 4-1. ピペットマンの使い方(冊子体テキストより詳しい) 4-1-1 解 説 生化学実験では微量(μlオーダー)の溶液を扱うため、デジタル式の容量可変型分注器を用いることが多い。この手の分注器は各社から市販されているが、広範に使われているギルソン社製の分注器の商標をとってピペットマンと呼称されることが多い(以下、ピペットマンと記載)。 ピペットマンは内部ピストンのサイズに応じて扱える容量が決まっており、目盛調節ネジを回すことで許容範囲内の液を正確に測り取ることができる。 目盛と実際に測り取られる液量がずれると使い物にならなくなるため、絶対にプッシュボタンや目盛調節ネジを許容範囲以上に回してはならない。 (新型コロナウイルス感染症対策実験ではP-1000とブルーチップを使わない) 図4-1 ピペットマンの目盛りと使用するチップ、ピペットマ