ある程度の、年齢を重ねた女性には、その女性ならではの 美しさや個性が出ててくるものです。 それは着物の着付けについても同じことで、年齢を重ねると、 年齢に応じた「味」というべきものが出てくるようになり、 その人に着物が、まるで寄り添うようにピッタリと板についてくるものです。 中年以上の方の着物の着付けというものでは、年齢が持つ気品や貫禄を生かし、 落ち着きのある着物姿に仕上げることがポイントになります。 着物を着慣れた感じに着付けるのは良いですが、それがぞんざいになったり、 着崩れた感じの着付けにならないようにする事も重要です。 全体的に、上品でゆったりとした着付けにするのがオススメです。 では、各部分の着こなしのポイントを見てみましょう。 ・衣紋(えもん) 衣紋は、ゆったりと4~5cm5くらい抜きます。 衿元はゆったりとした感じで合わせましょう。 普通、衣紋というのは、お洒落着なら、抜き
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