最近、嫌儲という言葉をちらほら目にする機会が多かったので、嫌儲についてちょっと考えてみようかと思う。 まず、読み方は嫌儲(けんちょ)らしい。いままで(けんもう)だと思ってた私乙w 人が儲けること行為を嫌うことを意味するようだ。 私の感覚では、これらはweb以外でも人々の間でよく暗黙の了解として持たれている感覚であるのではないかと思う。端的にいうと、金を敵視し、情や気風を重んじる感覚。江戸時代の士農工商にも見られるように、商人は卑しいものとして軽蔑され、金よりも大切なものはあるんだ、という感覚を人々は持っているようである。現代も、村上ファンドやライブドア事件などを見る限りにおいて、人々が金儲けに走ることをよしとしない雰囲気が見られる。 Webではそれがさらに顕著である。無料だと大賑わいだが、有料になると途端に潮を引くようにユーザが去る。それは単に金を払いたくないということだけではなく(無論、