日本語の REST のリソース集を以前作ったのだが、 日本語では一般人向けの解説がない。 sheepman 氏の REST のページはすばらしいんだけど、多少わかっている人向けだ。 市山氏のプレゼン資料は RoyF の論文を詳しく解説していてよいのだけれど、いかんせんアカデミックすぎる。 技術的な要素も抑えつつ、入門者にもわかりやすい解説はないものかと探していたのだが、みつからない。 英語の文書を訳すことも考えたんだけど、あまりよいものが見つからない。 で、結局自分で書くことにした。 最初はひとつのポストで済ませるつもりだったんだけど、書き始めたら長くなってしまったので、複数のポストに分けることにした。 えらそうなことを書いたが、内容は「ないよりマシ」といったレベルだろう。 前書きが長くなったけど(ここから始まりです。ですます調なのは入門記事だから)、 この記事(から始まる一連のポスト)は
ブラウザとWebサーバの組み合わせで作られる、いわゆるWebアプリケーションの開発が盛んだ。それまでのクライアント/サーバ・システムにおいて悩みの種だった新バージョンの配布や保守の問題が解決され、システム管理者が楽になったのが理由であるといわれている。しかし、クライアント/サーバ・システムを開発していた開発者にとっては、Webは非常にシステムを作りにくい環境だった。貧弱な機能しか持たないブラウザと、単純なデータしか送信できないプロトコルを利用して、これまでどおりのLook and Feelのアプリケーションを作れというのだ。どだい無理な話である。 だが、開発者には味方がいた。開発ツール・ベンダである。開発ツール・ベンダは、Webアプリケーション開発者が悩んでいるのをビジネス・チャンスと考えた。その結果、さまざまなWebアプリケーションの開発環境が作られた。それらすべての開発環境に共通してい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く