最近話題のPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)とは、一体どんな役割を果たすべき組織なのか。この点を見失うと、PMOは簡単に機能不全に陥ってしまうだろう。本連載は、「プロジェクトマネジメントを組織的に実施する」「プロジェクトマネジャを煩雑な管理作業から解放する」「プロジェクトの潤滑油としてコミュニケーションを円滑にする」といったPMOの実務に関する知見を紹介していく。 目次
![PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)を生かす](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)
進捗会議において,すべてが順調であるかのような進捗報告の信ぴょう性を確認せず,すべての報告を鵜呑みにしてはいないだろうか。世の中,「嘘ではないが,真実でもない」という報告がまかり通っている。今回は,進捗報告においてプロジェクトマネジャやPMOが「進捗の真実を見抜くためのポイント」について考えたい。 後藤 年成 マネジメントソリューションズ マネージャー PMP プロジェクトマネジャあるいはPMOの立場で進捗会議に参加する場合,皆さんはどのような姿勢で進捗会議に臨んでいるでしょうか。一般に進捗会議には,下記のような大きな目的があると思います。 (1)プロジェクトの進捗状況の共有(上位者および上位組織への報告) (2)遅延しているタスクに対する対策の妥当性の確認 (3)複数のチーム/プロジェクトをまたがる問題の調整 (4)プロジェクトの進捗を妨げる,問題の発見,課題やリスクの解決 この目的を達
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