所得が比較的低い人ほど喫煙率が高く、女性では肥満の割合が高い傾向がみられることが厚生労働省が10年に実施した国民健康・栄養調査で分かった。国が所得水準と生活習慣との関連について調査したのは初めて。 調査対象の約3200世帯の所得を「600万円以上」「200万~600万円未満」「200万円未満」に3区分し、「体形」「食生活」「運動」などの項目で比較した。 喫煙者の割合は「600万円以上」の世帯が男性27.0%、女性6.4%、「200万~600万円未満」は男性33.6%、女性8.8%、「200万円未満」は男性37.3%、女性11.7%と、所得が低いほど増加する傾向が認められた。 身長体重の数値から「肥満」と分類される人の割合は、男性は所得とは関連が認められなかったのに対し、女性は3区分ごとに13.2%、21.0%、25.6%と差が付いた。食生活では、所得が低いほど朝食を取らない割合が高く、1日
衛星利用測位システム(GPS)機能のある携帯電話から110番通報を受けた場合、通報者の位置を特定できるが、スマートフォン(多機能携帯電話)は一部の機種でしか場所の通知ができず、警察庁は携帯電話会社側に対応を求めている。 GPSは半径数メートルまで通報場所を特定できるが、スマートフォンは半径数百メートルまでしか特定できないことが判明。同庁は11年2月に各社に対応を要請した。 同庁によると、KDDI(au)は同年秋発売の一部機種から対応を開始したが、NTTドコモ、ソフトバンクモバイル、イー・アクセス(イー・モバイル)は未対応。
◇白黒付けないという知恵 「代替医療のトリック」という本を最近読んで、結構ショックを受けた。 この本の共著者の一人サイモン・シンは私が最も信頼する科学ライター。一方、腰痛で立てなくなったとき、劇的に効いて翌日大事な講演をキャンセルしないですんだはり治療にも深く感謝している。これは結構ジレンマだ。ちなみにここでいう代替医療とは「主流派の医師の大半が受け入れていない治療法」。「はり」「カイロプラクティック」「ハーブ療法」などだ。 誤解を受けないために言うと、この本は決して「代替医療」を頭から否定するという本ではない。壊血病に対するレモン療法が実はビタミンC治療だった、というように「代替医療」でもちゃんと後世で「医療」になりうることも認めている。そういう公平な目で、いままでたまった膨大な臨床試験の結果書かれたのがこの本だ。この本の各代替医療に対する評価にはほとんど文句のつけようがない。 では、私
【ワシントン斉藤信宏】米アップル社の株式時価総額が26日、米マイクロソフト(MS)を上回った。ナスダック市場によると、同日の終値はアップルが前日終値比0・4%安の244・11ドル、MSは同4%安の25・01ドル。株価に発行済み株式数を掛け合わせたアップルの時価総額は2221億2000万ドル(約19兆9900億円)となり、MSの2191億8000万ドルを抜き、情報通信(IT)関連企業としての時価総額で世界一に躍り出た。 ロイター通信によるとアップルの時価総額がMSを上回るのは1989年12月以来。米国企業としてもエクソンモービルに次いで時価総額2位に浮上した。ライバルとして比較されることの多い米グーグルの1514億3000万ドルも大きく引き離した。 アップルは90年代、パソコンのOS(基本ソフト)をめぐる競争でMSのウィンドウズに敗れ、90年代初頭に約10%だったパソコン「マッキントッシュ」
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