閲覧制限、9割超利用せず=非出会い系サイトの被害児童−親の無関心も背景・警察庁 時事通信 10月28日(木)10時16分配信 警察庁は28日、会員制交流サイト(SNS)やゲームサイトなどの「非出会い系サイト」を利用し犯罪被害に遭った18歳未満の児童のうち、98.5%が有害サイトの閲覧制限サービス「フィルタリング」を利用していなかったとの調査結果をまとめた。犯罪に巻き込まれる危険性に対する保護者の無関心が背景にあるとみられ、同庁は「ショッキングな数字。普及を徹底し、被害防止につなげたい」としている。 調査は、非出会い系を利用し児童買春をしたなどとして全国の警察が今年上半期(1〜6月)摘発した730事件を分析。回答が不明なケースを除いた集計結果をまとめた。 被害児童のほとんどは携帯電話で非出会い系を利用。フィルタリングを使っていたのは1.5%で、内閣府が4月に発表した10〜17歳の普及率4