ポーランド人音楽家、ズビグニエフ・カルコフスキーは現代音楽/コンピューター音楽のプロフェッショナルとしてオーケストラや室内楽の作品を数多く手がける一方で、30年にわたりノイズ/実験音楽のシーンで活動を続けているユニークな音楽家だ。現在東京に拠点を構えつつ、世界各地で作曲/演奏活動を精力的に展開する彼が、その移動の最中に出会ったアーティストたちと作り上げた映像作品を集めた上映会&ライブイベント『two degrees of freedom / back and forth』(二つの自由度/往復)を7月18日(水)に渋谷UPLINK FACTORYで開催する。 世界中のツアーをブッキングからすべてひとりでこなす 「日本に初めて来たのは1993年で、国立音楽大学と大阪芸大にアーティスト・イン・レジデンスとして招かれました。そこでメルツバウ、灰野敬二さん、大友良英さんなど多くのエクスペリメンタル・