女らしさがつくられたものなら、男らしさは生まれつき? 『ボーイズ 男の子はなぜ「男らしく」育つのか』より「はじめに」をためし読み公開 「女の子は生来的に数学が苦手だとか、月経周期のせいで優れたリーダーにはなれないという意見に対しては、批判と、豊富な証拠に根差した反論が向けられる。しかし男の子と男性に関しては、私たちはいまだに、彼らの問題点も短所も、そして長所も、生物学的な結果なのだという考えにしがみついている。女らしさはつくられたものだが、男らしさは生まれつき、というわけだ」(本文より) ジャーナリスト且つ等身大の母親が、現代のリアルな「男の子」に切り込む『ボーイズ 男の子はなぜ「男らしく」育つのか』(レイチェル・ギーザ著、冨田直子訳)の2刷重版出来を記念して、本書より「はじめに――今、男の子の育て方に何が起こっているのか?」全文をためし読み公開いたします。ぜひご一読ください。 * *