フェラーリの2022年F1マシン『F1-75』は、これまで発表されたマシンには見られない驚きの独創的な形状のサイドポットが備えられている。 カルロス・サインツは、発表前にフェラーリ F1-75が 「F1-75はこれまで発表されたどのマシンとも異なる」と語っていた。そして、2月17日(木)に発表されたF1-75ではその意味が明確になった。 スリムなフロントもさることながら、サイドポッドは非常に独創的な形状をしており、フェラーリが新レギュレーションをどのように解釈しているかが表れている。 これまで発表されたマシンでは、ラジエーターの配置にとってサイドポッドから後部をどのようにまとめているかで多様性が見られた。 サイドポッド周りの気流を加速させて、ディフューザーに可能な限り高速で到達するようにするためには2つの主要なルートがある。1つ目は、サイドポッドをアンダーカットし、正面からに見たときに逆S