中国の多死社会のスケールは日本と比較にならないほど大きい(上海市の長江河口の崇明島にある大墓苑) 多死社会の超優良企業 都心の火葬を独占してきた東京博善は優良企業である。近年でも従業員200人余りで売り上げ約80億円に対し20億円の利益を出している。住民が反対するため都心で火葬場を新設するのは難しく、多死社会を迎える今後しばらくは利益の伸長が見込まれる。 ルポ「貧困老人と孤独死」 かつてのNO1アダルトカメラマンが生活保護ののち「行旅死亡人」として処理された顛末=鈴木隆祐(ジャーナリスト)【サンデー毎日】 この東京博善を持つ廣済堂でオーナーの櫻井氏が亡くなり、経営不振が見えてきたことが買収に拍車をかけたと思われる。 最初はHIS創業者の澤田秀雄氏だった。櫻井氏の株を相続したのは前妻の娘S氏と後妻の未亡人・櫻井美江氏。櫻井美江氏は株保有を続けるが、S氏は06年に澤田氏に株を売却した。 「櫻井