Netflix映画『Mank/マンク』で、実在した同い年の夫婦を、約30歳差の俳優2人が演じて大きな批判が巻き起こっている。映画やドラマ、テレビで見られるのが、若い女性に偏っていることは長年の問題となっている。(フロントロウ編集部) 同い年のはずなのに… デヴィッド・フィンチャー監督によるNetflixの新作映画『Mank/マンク』は、1941年に公開された名作映画『市民ケーン』の脚本を手掛けたハーマン・J・マンキーウィッツを主役においた伝記映画。主演はゲイリー・オールドマンが務めたが、そのキャスティングに大きな批判があがっている。 本作には、ハーマンの妻サラも登場する。ハーマンとサラは同い年の夫婦だったけれど、ハーマンを演じたゲイリーは62歳。それに対し、サラを演じたタペンス・ミドルトンは33歳。なんと、29歳も年齢が離れている。映画の時代は、ハーマンとサラが43歳の頃。 さらに、ハーマ