この記事で実現すること リモートワークやインターネット回線の高速化に伴い、10Gネットワークが普及し、近ごろは10GBase-Tの発熱に対する声が聞かれるようになってきました。10Gネットワークにおいて従来のLANケーブルではなく光ファイバーで省電力化と低発熱を求める場合、SFP+が選択肢となります。実はあまり知られていない低遅延の効果も大きいため、10Gネットワークを前提にまとめてみました。夏本番を迎える前に発熱対策を検討してはいかがでしょうか? 10Gネットワークの消費電力と発熱10GBase-Tの消費電力は1Portあたり3W程度で、単体で見るとさほど大きいものではありませんが、スイッチなどそれが4Port/8Portとなると全体で30W程度の消費電力とPC程度のものになってきます。以前に紹介したQNAPの10Gを4Port持つQSW-M408-4Cスイッチングハブの電力を計測してみ