「北欧、暮らしの道具店」が生まれるまで──代表×店長が振り返る、クラシコムの歩み(1) 2006年〜2010年社史 起業家として生きることを決めた兄と、何者にもなりきれずに悩み続けた妹。そんなふたりが、ついに出会った仕事が「北欧、暮らしの道具店」でした。このクラシコムという会社は今でも、兄の青木耕平と、妹の佐藤友子が、二人三脚で作り続けています。 時にビジネスパートナーとして、時に気心の知れた兄妹として、時には喧々諤々のぶつかり合いをして、今日も決断を続けています。 手掛けてきたこと、新しく始めたことは、自分たちの成長速度に併せて変えてきました。一方で、手掛けるのを留まったこと、すっかり止めてしまったことも、同じくらいの数あります。2007年に開店し、そこから12年あまりが経った今、その数々の決断を振り返ってみました。 「北欧、暮らしの道具店」を愛してくださるお客さまはもちろん、社員として