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フェルディナント3世 人物の検索結果1 - 2 件 / 2件

  • 名門ハプスブルク家の出世物語。フローベルガー『皇帝フェルディナント3世に捧げる哀歌』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

    ハプスブルク家の紋章 ナポレオンへの道のり 2020年にベートーヴェンの生誕250周年を迎えてから、2年間ほど、彼の若い頃の生涯を追い、青春時代の熱い音楽に耳を傾けてきました。 いったんの区切りは、ナポレオンに捧げるべく作曲された交響曲 第3番 変ホ長調 Op.55《エロイカ(英雄)》。 作曲された年は1804年。 この曲は、まさに〝音楽の革命〟でした。 ちょうど時代は18世紀から19世紀に移ったところでしたが、ヨーロッパ社会も、フランス革命の波及によって、貴族が主役の時代から、現代につながる、市民が主役の時代に移りつつありました。 芸術も社会の動き、時代の流れと密接に関わっていますので、この曲は、まさに画期的な作品だったのです。 そして、この曲が捧げられるはずだったナポレオンは、フランス革命の混乱を収め、その理念をヨーロッパ全体、そして世界に広げた英雄です。 その意味でも、このシンフォニ

      名門ハプスブルク家の出世物語。フローベルガー『皇帝フェルディナント3世に捧げる哀歌』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
    • フランスに取られた、亡き父の故郷を訪ねて。~マリー・アントワネットの生涯6。ハイドン:交響曲 第86番 ニ長調 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

      群衆に囲まれるマリー・アントワネットの馬車 マリー・アントワネットのフランスへのお輿入れの旅の続きです。 17日目、5月7日。ストラスブール入城 マリー・アントワネットのストラスブール入城 ライン川の中洲に設けられた「引き渡しの館」で、オーストリア側から正式にフランス側に引き渡され、神聖ローマ帝国皇女マリア・アントニアは、フランス王太子妃マリー・アントワネットとなりました。 そして午前11時、西側のドアから出てフランス人となったマリー・アントワネットは、フランス最初の大都市ストラスブールに入城します。 市では、長く語り継がれることになるほどの大祝祭で王太子妃を迎えました。 大聖堂の鐘が打ち鳴らされ、スイス衛兵の放つ祝砲が轟く中、白い衣装を着た何百人もの子供たちが花を撒きながら花嫁の行列を先導します。 楽隊が音楽を奏でる中、王太子妃の行列は、このために作られた凱旋門、ブーシェ門から市内に入り

        フランスに取られた、亡き父の故郷を訪ねて。~マリー・アントワネットの生涯6。ハイドン:交響曲 第86番 ニ長調 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
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