あらすじ スパイダーマン:ファー・フロム・ホームの直後。クエンティン・ベック/ミステリオの策略で正体を明かされてしまったピーター・パーカー/スパイダーマン。ミステリオ殺害の容疑をかけられたピーターは、ダメージ・コントロール局に拘束され、親友のネッド、恋人のMJ、そしてメイおばさんまでもが尋問を受けてしまう。盲目の弁護士マット・マードックの尽力で不起訴となるものの、社会におけるスパイダーマンの評価は二分されてしまう。そのあおりを受け、ピーターだけでなく無関係のMJとネッドが受験したMIT(マサチューセッツ工科大学)を不当な理由で不合格とされてしまった。 追い詰められたピーターは、かつて宇宙の命運をかけて共に戦ったスティーブン・ストレンジ/ドクター・ストレンジに助けを求める。時間を司るタイム・ストーンを失ったストレンジが提案したのは、全ての人々からピーターの正体を忘れさせる呪文の行使であった。