三原じゅん子厚生労働副大臣が誕生三原じゅん子参議院議員が厚生労働副大臣に就任した。 これも衝撃的な人事だった。 なぜかといえば、三原氏は2012年に悪名高い自民党「生活保護に関するプロジェクトチーム」(座長:世耕弘成参議院議員)に参加し、多くの専門家や当事者の声を軽視する形で、生活保護基準10%削減と不正受給対策と称する審査の厳格化を遂行した人物だからだ。 専門家「生活保護に関するプロジェクトチーム」の決定は容認できない例えば、岩田正美・生活保護基準部会長代理(当時)は昨年、生活保護基準引き下げの取り消しを求める訴訟で、異例の原告側証人として出廷し、以下のように政府批判をおこなっている。 岩田さんは11年から、生活保護の水準が適切かを検証する基準部会で部会長代理を務め、13年1月には部会として報告書をまとめた。 報告書は、保護基準額と一般低所得世帯の消費支出とのバランスを検証する内容で、物