2023年1月24日夜から翌25日にかけては、近年まれにみる寒波到来が予測されている。交通への影響も心配されるが、バスも例外ではない。現在では観測技術が向上し、かなりの精度で予測可能になったことから、事前に運休のアナウンスが出ることが多いが、昔は違った。そんな体験をお伝えする。乗車予定の方は備えあれば…だ。 文/写真:古川智規(バスマガジン編集部) (写真はすべてイメージです) まだ山陽自動車道が全通する以前の話だが、記者は現在でも運行している福岡・岡山線の夜行バス「ペガサス号」に乗車したことがある。西鉄・両備バス・下津井電鉄の3社運行体制だったが乗車したのは西鉄運行便の下り福岡行き。 該当便は上りが大盛況だったようで2号車まで出た様子。2号車は西工のロイヤルハイデッカーで来たようだったが、下りは本務車両の1号車で間に合ったために2号車は後をついていくだけの回送だった。当時は現在のワンマン