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中江藤樹 熊沢蕃山の検索結果1 - 2 件 / 2件

  • 『運命を拓く』要約と感想その10。すべてに感謝する人が幸せ

    中村天風著『運命を拓く 天風瞑想録』 前回の記事では第八章「人生の羅針盤」、今回は第九章「第一義的な活き方」の前半部分についてです。 冒頭で天風氏は「眼を開き安定打坐!」と説きます。 安定打坐というのは天風流の瞑想で、静かに座って目を閉じなくても、この無心の境地にすぐなれるようにしなさいという意図があります。 座禅の本来の目的は「常住坐臥」、生活している刹那刹那に必要とするものなのです。 (常住坐臥とは、座っていても寝ていても、という意味。鬼滅風にいえば全集中常中) 静かな心で 不要なことには眼にふれても、感覚に感じようと、つかず離れずでいましょう。 僕たちは見るもの聞くものに、無用にとらわれるからいけないのであって、放っておけばよいのです。 たまたまそういう境地になれる場合もあるかもしれませんが、意識的にできるように自分の心を操縦することが理想です。 心は自分のいのちを守るものなので、静

      『運命を拓く』要約と感想その10。すべてに感謝する人が幸せ
    • 5分でわかる陽明学!「知行合一」や日本への影響を解説!おすすめ本も紹介

      「知の学問」といわれる朱子学に対し、「心の学問」と呼ばれることもある陽明学。この記事では、概要や思想、問題点、日本へ与えた影響などをわかりやすく解説していきます。あわせてもっと理解の深まるおすすめの本も紹介するので、ぜひご覧ください。 陽明学とは。概要を簡単に紹介 15世紀から16世紀に、明代の中国で活躍した儒学者である王陽明によって確立された儒教の一派「陽明学」。この呼び名は明治時代以降の日本で広まったもので、それ以前は「王学」と呼ばれていました。中国では「心学」「明学」「陸王学」などと呼ばれるのが一般的です。 陽明学の特徴は、形骸化されていた「朱子学」を批判し、より実践的な倫理を説いている点です。朱子学は12世紀末頃に儒学者である朱熹(しゅき)によって確立された学問体系ですが、王陽明の時代になると、その道徳主義的な面はすでに失われていました。 朱子学の考え方は、世の中のすべてのものや事

        5分でわかる陽明学!「知行合一」や日本への影響を解説!おすすめ本も紹介
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