とある古本屋で井形慶子さんの『仕事と年齢にとらわれないイギリスの豊かな常識』という本に出会って以来、彼女の生き方に共感することが多くて気になっていました。 井形慶子さんは28歳で出版社を立ち上げて、本や雑誌の取材で100回を超える渡英をしているようで、夢は『いつかイギリスの田舎に住むこと』だそう。 その彼女が、ついにロンドンに家まで購入したようです。 この本は、それからのリフォームやイギリスでの日常の暮らしぶりを、日記のように綴っています。 ロンドン生活はじめ! 50歳からの家づくりと仕事/井形慶子著/集英社文庫 ロンドンのフラット、ホーリーロウは、一度も直接見ないで購入しました。 契約直後に渡英して、鍵の受け渡しをされたときが、家との初対面でした。 薄汚れたカーペット、黒ずんだバスルームのタイル、ボイラーも今一つ具合が良くないなどと、業者の方が一生懸命説明してくれまいた。けれど、それらの