こんにちは。夢中図書館へようこそ! 館長のふゆきです。 今日の夢中は、浅田次郎さんの名作、「珍妃の井戸」をとり上げます。 ■あらすじ 列強諸国に蹂躙され荒廃した清朝末期の北京…。 その混乱のさなか、紫禁城の奥深くで、ひとりの妃が命を落としました。 それも、小さく深い井戸の底に、頭から投げ込まれて…。 その妃の名は珍妃。皇帝の寵愛を一身に受けた、若く美しい妃でした。 珍妃はなぜ、誰に殺されたのか…。 事件を知った英独露日の高官は、中国の近代国家への扉を開くために、真相の究明に乗り出します。 事件の鍵を握る人物たちへの聞き取りを進める4人。そして最後にある人物のところに向かいます。 果たして、珍妃を殺したのは誰か。あまりに切ない事件の真相とは…。 ■珍妃の井戸 「珍妃の井戸」。 浅田次郎さんの描く中国の清朝末期を描く歴史ミステリー小説。名作「蒼穹の昴」の続編です。 珍妃の井戸 「歴史ミステリー