本稿では、『遙かなる時空の中で』シリーズ各ナンバリングタイトルにおけるそれぞれの「神と人の関係性」および「数」の寓意について考察っていうか、いろいろ述べます。『遙か』シリーズでプレイしていないタイトルがある方向けにも少し各作品のテーマの紹介になればとおもいます。 まだ『7』は一回しかクリアしてないですけど各タイトルについてのネタバレを含みます。 www.gamecity.ne.jp 遙かなる時空の中でも『7』にまでなり、まあ同コーエーテクモの『三国志』シリーズなんかその倍の14なんですけど、それにしてもえらいことなりましたな~とおもいまして。ここまでくると「シリーズの流れ」「文脈」「ナンバリングどうしの対比構造」のようなものがはっきり生じてきますよね。 ことに日本の伝統文化や歴史観、宗教感覚では「数」というものにはそれぞれ呪術的シンボルとしての意味がありますから、そこんところをコンセプトと