日本全国を巡れば、色々なジャンルの博物館や工場見学、美術館などがあると思う。 例えば乗り物一つに絞っても、「鉄道博物館」、「日本自動車博物館」、「航空科学博物館」など細かく挙げればキリがないほど。 そんな中、ごく一般の人にとっては非常に珍しいテーマパークがある。 それが、鹿児島県薩摩川内市にある「甲冑工房丸武」だ。 甲冑工房丸武は、その名の通り甲冑や鎧・兜を製作している工房なのだが、元々は1958年に釣竿メーカーとして設立。 その後、1973年に創業者田ノ上忍の趣味でもあった鎧兜で手先の起用さを生かし、甲冑工房へ転身した会社。 ちなみに、時代劇やNHK大河ドラマなどテレビや映画で観る甲冑の殆どがこの工房から作られているというのは、自分もこの地を訪れて初めて知った。 今回は、そんな日本の歴史を感じさせてくれる甲冑工房丸武について、紹介していきたいと思う。 甲冑工房丸武(旧川内戦国村)の基本情