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十二支考の検索結果1 - 3 件 / 3件

  • 一冊を超スピードで読み、内容を理解する「速読」は可能か?

    仕事で本を読む人なら誰でも 「1分でも短く、本の内容を理解できたらいいのに」という願望があるでしょう。 巷には速読法の本も少なくなく、そんな本ばかりか速読法講座とかに大金を投じちゃう人もいるかもしれません。 でも、「ザーッと読めて、全部頭の中に入る」なんてこと、本当に可能なのでしょうか? この記事ではそこの所を役得のない、一人の本好きとして、考えてみましょう。 速読できる?と聞かれたら… 私は大学時代に「一日一冊」をノルマにしていました。卒業後も最低毎年2、30冊は読んでいるので少なくとも2000冊は読んでいることになります。 で、その事を話す時によく聞かれるのが 「ぶっちゃけ、速読できるの?」という話です。 答えは、YES。 ただ、質問者の意図とは、若干意味が違う「速読」ですが。 私の速読は「この本のこの辺に目指す内容がありそうだ」というのを見つけだすことで、 熟読の超スピードバージョン

      一冊を超スピードで読み、内容を理解する「速読」は可能か?
    • 津原泰水の本棚 - ラヂオデパートと私

      リブロ渋谷店にて先々月から先月いっぱい開催され、好評を得ました「津原泰水の本棚」。そこで配布されましたリーフレットの内容を、ここに転記します。 実際に書棚を眺めることはせず、すべて記憶から引き出しておりますので、もし内容にまつわる勘違いなど御座いましたら、陳謝致します。 *** 好きな本を列挙しているときりがないので、基本的に一作家一作、二十代までに読んで「津原泰水」を形成してくれた本、という制約をみずから設けました。三十以降に読んだけれど、いまなお入手可能であることを知り、つい嬉しく……という本もすこし加わっています。 〈国内篇〉はまるで教科書の文学史年表のようなセレクション、〈海外篇〉はSFが結構な比率を占めるという、自分でも意外な結果となりました。まず父親が集めていた文学全集で小説に触れ、大学時代は「二日に三冊」のペースで海外SFを勉強していたことを思い出すに、順当な結果とも申せます

        津原泰水の本棚 - ラヂオデパートと私
      • 中上健次が選ぶ150冊 - 昼の軍隊

        中上健次の没後出版された『現代小説の方法』という本は、彼の講演をまとめたものだが、最後におまけのような形で、「中上健次氏の本棚──物語/反物語をめぐる150冊」という章があって、中上が選んだ150冊の本のリストが載っている。元々は、1984年に、「東京堂書店神田本店でのブックフェア用に配布されたパンフレット」に載っていたもののようだ。以下、そのリスト。 『古事記』(岩波文庫) 『宇津保物語』(『日本古典文学大系10~12』岩波書店) 『日本霊異記』(東洋文庫、平凡社) 『太平記一・二』(角川文庫) 『往生要集一・二』(東洋文庫、平凡社) 『神道集』(東洋文庫、平凡社) 『説教節』(東洋文庫、平凡社) 『謡曲集』(『日本古典文学大系40~41』岩波書店) 上田秋成『雨月物語』(旺文社文庫) 上田秋成「春雨物語」(『春雨物語・書初機嫌海』新潮社) 近松門左衛門「心中天網島」(『日本古典文学大系

          中上健次が選ぶ150冊 - 昼の軍隊
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