もうすぐ9月、多くの受験生が過去問に取り組み始める時期ですね。今日は過去問への取り組みや考え方についてポイントを書いてみます。 予めチェックしておくと良いのは、どの範囲の問題がどの程度の難度かということ。今の実力でどの程度取れそうかのアタリをつけ、合格者最低点と合格者平均点を見てみましょう。まるで歯が立ちそうにないのか、ある程度闘えそうなのか。検討中の5〜7校分くらいは見ておきます。 入試問題には篩にかける目的がありますが、同時に「どんな問題を解ける子に来て欲しいか」という学校からのメッセージでもあります。回答形式や難度と配点に所要時間、子供の得手不得手と比較してどうか、という内容を見てください。 慣れていないと1校分でも疲れますが、これを把握した上で受験校を検討するのと、偏差値やイメージだけで学校を選ぶのでは大きく違うので、頑張って目を通してください。志望校選定だけでなく、子供が苦戦して