ひらがなで書いたときには同じ読み方でも、漢字にすると違う漢字になるものがあります。 例えば あたたかい紅茶を飲む この部屋はあたたかい どちらも「あたたかい」と読み、ひらがなでは同じように書きます。 でも、これを漢字にするとどうでしょう? 温かい紅茶を飲む この部屋は暖かい 同じ「あたたかい」なのに違う漢字になりますね。 この違いは何でしょう? 今回は、間違えやすい「暖かい」と「温かい」の2つについて、どのようなときにどちらを使ったら良いのか、意味と使い方について勉強してみたいと思います。 「暖かい」と「温かい」の意味と使い方 気候や気温、色に対して使う「暖かい」に対し、「温かい」は、物の温度や心の優しさなどに対して使います。 変わった使い方としては、お金が十分にあるという意味で使う「懐(ふところ)が温かい」。 これを反対の意味で使うときには「懐が寒い」となります。 いろいろな使い方がある