環境省が公開している「地域循環共生圏」なる資料が、あまりの複雑さに「霞ヶ関パワポ2023年チャンピオン」と評されています。言ってる意味はよく分からないけれど、とにかくすごいレイアウトだ。 地域循環共生圏とは……?(画像は環境省公式サイトより、以下同) 地域循環共生圏とは、脱酸素化やSDGsの実現を目指すうえで、環境省が提唱した構想。概要説明では「各地域が美しい自然景観等の地域資源を最大限活用しながら自立・分散型の社会を形成しつつ、地域の特性に応じて資源を補完し支え合うことにより、地域の活力が最大限に発揮されることを目指す考え方」とされており、それを図示したのがくだんの資料というわけです。 全体図。言われてみれば曼荼羅(まんだら)のような風格がある しかしこの表現が、各要素が散らばっていてとにかく読解が困難。中心の「地域循環共生圏」から、「災害に強い町づくり」「多様なビジネスの創出」「自立分